ノベルス
不吉ななき声は止むことなく、山を麓まで駆け抜ける。
親からはぐれた子供が泣いているような、生涯の伴侶と生き別れた女が泣いているような。
それはひどく哀しげで、寂しげて、だからこそなり止むことはなかった。
ねー、ねー。
終わってしまったことを悲哀すれば、心が引き裂かれそうになる。
終わってしまわないことを嘆息すれば、心が暗闇に支配されそうだ。
それはひどく切なくて、身に染みる。だからこそなき続けることを選んだ。
辛くなんかない。
そんなもの、とうの昔に忘れてしまった。そう思いたい。
ねー、ねー。
――――嗚呼(ねー)。
東方二次創作お気楽てきとー小説 東方穢套詩
第一話 始まります
第二話 真面目なのはこの前までだってヴぁ(日下部みさおさん風に)